Arrow Lake-HXというコードネームで知られるIntelの次世代愛好家向けノートPC CPU用のテストおよび検証ツールが発見されました。
Intelは最大 24 コアの次世代エンスージアストグレード Arrow Lake-HX CPU をテスト中?
Intel の Arrow Lake-HX 用テスト ツール「ARL-HX」は、Intelデザイン ツールの Web ページにリストされています。このツールの SKU 番号は「Q6B2114ARLHX」で、モビリティ チップ用に設計されているため予想される BGA 2114 設計が特徴です。同じ Web ページには最近、Intelの将来の Meteor Lake-S デスクトップ CPU 用のテスト ツールもリストされています。
上記のインターポーザーの下部にある「Intel Confidential」の外側には、BGA および CPU ファミリがリストされており、「Revision A (REV A)」と「2023」の著作権が記載されています。これにより、1792 個のボール グリッド接触点を備えた Raptor Lake-HX BGA パッケージよりもわずかに大きくなります。そのため、より多くのチップレットと Arrow Lake を搭載したハードウェアに対応するために、少し大きめのチップを検討しているようです。
以前の噂では、Intel Arrow Lake-S デスクトップ CPU には、 Lion Cove (P コア) および Skymont (E コア) アーキテクチャに基づいた最大 24 コアと 32 スレッドが含まれることが指摘されていました。Intel の Arrow Lake-S と Arrow Lake-HX は同様のコア構成を使用しているはずなので (前世代の HX 製品の場合と同様)、モビリティ バリアントでも同じコア数が期待できます。以下のような SKU のリストが当社によって明らかにされました。
- Arrow Lake-S 24 (8P + 16E) / 4 Xe コア / 125W TDP
- Arrow Lake-S 24 (8P + 16E) / 4 Xe コア / 65W TDP
- Arrow Lake-S 24 (8P + 16E) / 4 Xe コア / 35W TDP
興味深いのは、Web ページにリストされているのが Meteor Lake-S テスト ツールのみであるのに対し、モビリティ テスト ツールは MTL-PS、MTL-P、および MTL-M のみをカバーしていることです。これまでのところMTL-HXはリストされておらず、Meteor Lake-S Desktopファミリの性質が疑わしいことを考えると、それがまだリストされていない理由が説明されます。また、Arrow Lake-HX は、P/M SKU のチップレットを多用する性質に対して、より伝統的な設計を特徴としている可能性があります。
最近の投資家向け電話会議で、Intel は、Arrow Lake CPU で利用される Intel 20 ノードが非常に順調に進んでおり、Arrow Lake と Lunar Lake の両方の CPU ファミリを 2024 年に発売する予定であると述べました。しかし、Intel は Arrow Lake 統合 GPU に使用される TSMC 3nm プロセス ノードによる潜在的な遅延があるとも述べています。
(Source:wccftech)
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