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AMD Ryzen 9 3950 3900 など 12コア TDP65W?!

(Source:Planet3DNow!)

Eurasian Economic UnionのWebサイトに未発表のAMD Processorの記載がありました。記載があったのはRyzen 9 3900, Ryzen 5 3500、そしてビジネス向けのRyzen Pro 3000 series(Ryzen 9 Pro 3900, Ryzen 7 Pro 3700, Ryzen 5 Pro 3600)です。その中で特に注目すべきは、Ryzen 9 Pro 3900です。「Model: 3900: Ryzen 9 12-core: number (article): 100-000000072, description: DT RYZEN 9 PRO 3900 65W AM4」現在出回っている12コアのRyzen 9 3900XはTDP105Wですが、こちらのRyzen 9 Pro 3900はこの記載通りであれば12コアでTDP65Wの製品になります。同じように「Pro」でないRyzen 9 3900も同様にTDP65Wの12コアの製品として後から出てくる可能性があります。一方、GeekBenchには「AMD 100-000000033-01」なる16コア/32スレッドのCPUが登録されています。コードネームが「Matisse」、サウスブリッジの項目がAMD X470となっていることから、SocketAM4向けの「Zen 2」世代の16コア CPUです。これだけならRyzen 9 3950XあたりのES品ではないかなどと推測されますが、Ryzen 9 3950XとOPNが異なること(Ryzen 9 3950XのOPNは100-000000051)、周波数が3.30GHz/Boost 4.30GHzでRyzen 9 3950X(3.50GHz/Boost 4.70GHz)より低いことから、Ryzen 9 3950に相当するCPUではないかと思われます。Ryzen 9 3950Xの価格が$749、Ryzen 9 3900Xの価格が$499と$250程の差があり、その中間を埋める形でRyzen 9 3950が用意されるのではというものです。このRyzen 9 3950相当のCPUのTDPについては判明していません。今までのAM4向けRyzenが高性能向けだがTDP95~105Wとなる「X」に対し、若干周波数を抑えながらもTDP65Wとした「無印」を同じナンバーでラインナップしてきたことから、このRyzen 9 3950もTDP65Wなのでは? という期待を抱きますが、16コア/32スレッド, 3.30GHz/Boost 4.30GHz, TDP65Wは、流石にあり得ないともいえないので悩ましい。

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