VGA

AMD Navi 64 CU / 4096spの可能性

(Source:techPowerUp!)

AMDは7月上旬に7nmプロセスの「Navi 10」をベースとしたRadeon RX 5700 seriesを投入しました。今後Radeon RX 5000 seriesのラインナップ拡充予定です。下位の製品として「Navi 12」を使用したRadeon RX 5600 seriesと「Navi 14」を使用したRadeon RX 5500 seriesが予定されています。「Navi 12」は170mm2前後のダイサイズとなり、Compute Unitは22ないしは24、StreamProcessorは1408または1536となる。メモリインターフェースについては128-bitか256-bitかはわかっていないが、搭載するメモリはGDDR6で最大8GBとなる。TDPは120Wまで低減されます。「Navi 12」はRadeon RX 5600 seriesとして投入され、GeForce GTX 1660の対抗製品になります。登場は今年下半期もしくは来年上半期のようです。「Navi 14」はダイサイズを110mm2まで落とした小型のGPUです。Compute Unitは12ないしは14、StreamProcessorは768っまたは896である。メモリインターフェースは128-bitで、GDDR6を最大4GB搭載、Radeon RX 5500 seriesとしてGeForce GTX 1650の対抗製品であります。一方、AMDはRadeon RX 5800 seriesに相当するハイエンド製品をエントリーしていません。以前の情報ではここに相当する製品に使われるコアとして「Navi 20」の名前がありました。「Navi 20」についてはCompute Unitが64~80(Stream Processorは4096~5120)と予想されていました。最新のニュースでは80は不可能で、この世代でもCompute Unitは64が上限になるようです。「Navi」のCompute Unit 64は、今までのGraphics Core Nextのそれとは別物なんです。「Navi」はアーキテクチャの改良により性能を向上させており、同じ消費電力であれば「Vega」の50%増しの性能を実現で可能とされています。一方、リーク情報で実績のあるKOMACHI_ENSAKA氏のツイートでは、「Navi 12」が大型のGPUである可能性を指摘しています。この場合、「Navi 14」がRadeon RX 5600 series、「Navi 12」がRadeon RX 5800 seriesとなるようです。現時点で、64 CU / 4096spクラスの大型の「Navi」がありそうです。それが前々から言われている「Navi 20」なのか、はたまたダークホースだった「Navi 12」なのかは続報待ちです。

関連記事

  1. NVIDIA がサイバーパンク 2077 をテーマにした特別な GeF…

  2. NVIDIA GeForce RTX 2060EECにリストされている…

  3. NVIDIA Ada Lovelace GeForce RTX 40 …

  4. Intel 2020年 単体グラフィックカード ラウンチへ?!

  5. 噂 NVIDIA GeForce RTX3080Ti 12GB 4月、…

  6. GeForce RTX 20シリーズとGTX 10シリーズ、しばらく併…

  7. MCJ G-Tune GeForce RTX搭載ゲーミングPCでBFV…

  8. 次世代 AMD RDNAゲーミングGPUには、機械学習機能を備えたプラ…

  9. AMD Radeon RX 5600 XTを279ドルで発売 NVID…

  10. NVIDIA GeForce RTX 2070 Ti CUDA cor…

  11. NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti カスタム モデル…

  12. AMD Radeon RX 6700 XTが2つのバリエーションで発売…

PAGE TOP