(Source:Tom’s Hardware)
AMDは、先日OEM向けのRyzen 3000 seriesのRyzen 9 3900とRyzen 5 3500Xを発表しました。今回、OEM向けと予想される未発表のRyzen 3000 seriesでRyzen 7 3750Xが明らかになりました。Ryzen 7 3750Xは8コアで、TDPが105Wに上昇しています。同じ8コアでTDP65WのRyzen 7 3700Xから周波数が上がっているものと思われるますが、詳細情報はありません。Ryzen 7 3700X (3.60GHz/Boost 4.40GHz) とRyzen 7 3800X (3.90GHz / Boost 4.50GHz) の中間な型番です。その間は狭いです。Tom’s HardwareではRyzen 7 3750Xは2つのCPU chipletを載せたモデルではないかという説を明記しています。Ryzen 9 3900Xをカットダウンしたようなモデルで、通常は8コアのCPU chipletを4コアまでとしたものを2個載せたものという説です。(Ryzen 9 3900Xは6コアとしたCPU chipletを2個載せて12コアにしています)。メリットとして2つ分のCPU chipletのL3 cacheが使用できるので、1 CPU chipletモデルであるRyzen 7 3700X, 3800Xの倍のL3=64MBが利用できます。このRyzen 7 3750Xの出所は先のRyzen Threadripperでも触れたProduct Masterです。この資料にはRyzen 7 3750Xや未発表のThreadripperの他、よくわからないモデルが多数記載されていました。
Model | SEP (USD) | Cores / Threads | TDP | Base / Boost Frequency (GHz) | L3 Cache | PCIe 4.0 Lanes |
---|---|---|---|---|---|---|
Ryzen 7 3800X | 399 | 8/16 | 105W | 3.9 / 4.5 | 32 | 24 |
Ryzen 7 3750X | ? | 8/16 | 105W | ? | ? | 24 |
Ryzen 7 3700X | 329 | 8/16 | 65W | 3.6 / 4.4 | 32 | 24 |