Intel Core i9-10990XEは、22コア/44スレッド380W TDPで最大5 GHzの全コアブースト

(Source:wccftech)

Intelは、第10世代Core-Xシリーズのi9 CPUのラインナップを追加するとの事です。Ryzen Threadripperパーツに対して最大限に詰め寄りたい事情がよくわかります。一瞬噂のあった、Core i9-10990XEのお話です。

IntelのCore i9-10990XEは22コア、44スレッド、380W TDPを搭載

Computerbaseによると、Intelのボードパートナーは、第10世代HEDT CPUに取り組んでいることを明らかにしました。IntelはCore i9-10980XEが受けた熱烈なレビューにそれほど感銘を受けなかったようで、Core i9-10990XEというさらに新しいチップを提供することを決定しています。CPUは初期検証段階にあると述べられています。さて、それほど不思議ではないこのチップの仕様は、22コア/44スレッドを見ています。プロセッサは、既存の第10世代HEDTパーツに搭載されているHCC(High Core Count)ダイではなく、XCC(Extreme Core Count)ダイを搭載しているようです。HCCダイは18コアと36スレッドで最大になり、XCCダイは28コアと56スレッドで最大になります。XCCダイはLGA 2066ソケットで魔法のように機能するだけでなく、新しいチップに対応するためにいくつかの重要な設計変更が必要になるため、追加の検証が必要なのはこのためです。このチップには30.25 MBのL3キャッシュを搭載しています。

CPU NameCores / ThreadsBase ClockSingle Core TurboAll Core TurboL3 CacheTDPPrice
Intel Core i9-10990XE22/444.0 GHz5.0 GHz5.0 GHz30.25 MB380WTBA
Intel Core i9-10980XE18/363.0 GHz4.8 GHz3.8 GHz24.75 MB165W979
Intel Core i9-10940X14/283.3 GHz4.8 GHz4.1 GHz19.25 MB165W784
Intel Core i9-10920X12/243.5 GHz4.8 GHz4.3 GHz16.50 MB165W689
Intel Core i9-10900X10/203.7 GHz4.7 GHz3.8 GHz13.75 MB165W590

クロックに関しては、Chiphellの別のうわさ(Videocardz経由)には、このチップのTDPが380Wで4.0GHzの全コア周波数があることが記載されています。これは、Intel Core i9-10980XEのTDPの約2倍です。しかし、魅力的な情報は、全コアで5.0 GHzにブーストすると言われており、5.0 GHzの全コアブーストクロックと255 WのTDPを備えたCore i9-9990XEによく似ています。ただし、380Wの数値は基本周波数用であり、コアi9-9990XEがすべてのコアをプッシュすると約600-700ワットの電力を消費することを考慮すると、このチップは実際にソケットから1000ワット以上の電力を消費する可能性があり、注意が必要です。

Chiphellのスタッフは親切で、Cinebench R20ベンチマークでチップのパフォーマンスの数値を表示することができました。最大14000ポイントを獲得し、24コアのRyzen Threadripper 3960Xをわずかに上回りました。ここで焦点を当てるべきことが2つあります。1つは価格です。Intelがこのチップを1500ドルまたは2000ドルで提供するかどうかです。i9-10990XEがThreadripper 3960Xよりも高いコアクロックの恩恵を受けながら、Intelに固執したいユーザーにとっては、1500ドル程度が最適な選択肢となります。

もう1つは消費電力であり、Intelは実際のHEDTユーザーは消費電力を気にかけないと言って軽視する可能性がありますが、このプロセッサの動作を維持するために必要な電力供給が高い為、注意が必要です。