(Source: Tom’s Hardware)
IntelのCascade Lake-Xと思われるProcessorがベンチマークのデータベースに姿を現し始めています。先日出てきたのは10コア/20スレッドのCPUで、そして今回姿を現したのは18コア/36スレッドのCPUです。コア・スレッド数は確かに18コア/36スレッドであるが、周波数は2.20GHz/Max 3.30GHzと低くく感じます。PackageがSocket 1151 LGAとなっています。これはうまく認識されていないためと思われます。LGA1151 CPUでないことを示すのはキャッシュ構成です。L2=1MB×18 / L3=24.8MBという数字はLGA1151 CPUではなく、LGA2066ないしはLGA3647のCPUであることです。L3=24.8MBはより正確にはL3=24.75MBであり、L3=1.375MB×18と考えて間違いないでしょう。キャッシュ構成に従えばこのCPUはSkylake-SP/-XかCascade Lake-SP/-Xになります。
次に注目すべきはIDです。GenuineIntel Family 6 Model 85 Stepping 7 とある。8月15日に紹介した10コア/20スレッド CPUと同じものです。Cascade Lake-SPを使用したXeon Scalable Familyと同じIDです。ここからこのCPUがCascade Lake-Xということになります。とはいうものの周波数が低いので、実際の製品と思われるCascade Lake-Xの18コア/36スレッドモデルのスペックと推測するにはといったところです。現時点でわかるのはCascade Lake-XのES品が出始めていて、10コアと18コアが確認されていることです。