CPU

AMD Navi 14 新たな派生品

(Source:Guru3D Notebookcheck CompuBench)

CompuBenchにAMD Navi 14の新たな派生品が姿を現しました。以前出てきたNavi 14はDevice IDが7340:C1と呼ばれるもので、Compute Unit数24、コア周波数1900MHz、VRAM容量4GBと推定されるものでした。今回新たに登場したGPUのDevice IDは7341:00です。前回の7340:C1も今回の7341:00もLpen CL APIの項目にはGFX 1012と表示です。またCompute Unit数はどちらも24で、周波数は1900MHzと推定されます。異なるのはVRAMの容量で今回の7341:00は8GBです。VRAM容量と推定されるのはCL_DEVICE_GLOBAL_MEM_SIZEの項目である。前回の7340:C1は4278190080 (Byte)と表示されてますが、今回の7341:00は8573157376 (Byte)とおよそ倍の数字が表示されています。CL_DEVICE_MAX_COMPUTE_UNITSがCompute Unitの数を反映していると推定されますが、この項目は12です。とはいえ、Navi 10の時はここが20となっていたので、実際のCompute Unitの数は24と推定されます。どうやらCompute Unit 24のNavi 14はVRAM 4GB版と8GB版があるようですね。ちょうどRadeon RX 570の後継に位置するのではないかと各メディアは推測しています。しかしながら、CompuBenchの数字自体はRadeon RX 570比で10~50%程上回っているようです。

 

Navi 10:Compute Unit 40, GDDR6 Max 8GB, 256-bit

Navi 14:Compute Unit 24, GDDR6(?) Max 8GB, 256-bit (?)

 

今までにCompute Unitとメモリ周りの周波数がある程度わかってきたNaviを並べてみました。Navi 14はNavi 10の6割ほどのGPU規模であることがわかります。Navi 10はフルスペック仕様のRadeon RX 5700 XTに加え、派生品としてCompute Unit 36のRadeon RX 5700を作り出していますが、Navi 14もまた、派生品としてCompute Unit 20の製品が出てきたりするように感じます。またRadeon RX 5700 (Compute Unit 36) とNavi 14の間に微妙な隙間が出来そうで、もう1つのNavi 1xとして噂されているNavi 12がこの間に入り込むか、Navi 12はNavi 10より大きなGPU(Compute Unit 64?)として現れるのかは今後の情報に注視したい。

関連記事

  1. Intel第12世代「AlderLake」CPUがSisoftSand…

  2. Z370搭載マザーの情報が出回ってますね

  3. AMD Ryzen5000 Zen3 Vermeer デスクトップCP…

  4. Intel 12th AlderLake デスクトップおよびモビリティ…

  5. Intel Arrow Lake CPU が Core Ultra 2…

  6. Intel DG1 GPUは、ディスクリートフォームファクターのTig…

  7. AMD Zen 5 サーバー CPU の噂は、最大 128 コア、最大…

  8. Intel Arrow Lake-H ラップトップ 128 EU “X…

  9. Intel Arrow Lake-S デスクトップ CPU は Xe-…

  10. Intel は Computex 2023 で Meteor Lake…

  11. パソコン工房 第 8 世代インテル Core i7-8700KとGeF…

  12. Intel Lunar Lake-MXモバイルチップはSamsungの…

PAGE TOP