(Source:techPowerUp!)
第9世代Core processorが先日ラインナップ追加ば発表され、次の第10世代がどのような付番になるか注目されます。ブランドの命名体系そのものが刷新される、そこまでは行かなくてもナンバリング体系が変更されるという想像はつくというものです。
そんな中、Intelは現在のブランド及びナンバリング体系を変更せず、5桁の付番を行うようです。例えばCore i7-9700Kの次であればCore i7-10700Kという具合です。
この5桁のナンバリングを明らかにしたのはTwitterでしばしばCPUのリーク情報を発信しているTUM_Apisak氏で、UL Benchamrk SysteminfoのページよりCore i5-10210Uがあることを発見しています。
そのCore i5-10210Uですが、4コア/8スレッドで、周波数はBase 2.10GHz/Boost 3.80GHzと認識されています。そしてGPUはIntel UHD Graphicsとなっています。スペックと下三桁のナンバーからはCore i5-8250U/i5-8265Uの後継となりそうなCPUです、「Ice Lake-U」なのか「Comet Lake-U」に相当するものなのかは現時点では不明です。Core i5- 10210Uの他に、Core i7-10710U、i7-10510U、i5-10110Uが存在するようです。
20年以上前のCPUが数字だけの時代はわからないが、「Pentium」や「Athlon」といったブランド名を明らかに冠する様になってからは、5桁のナンバリングは出現していません。Phenom IIの世代が5桁のナンバリングになると言われたことがあったものの、最終的には3桁に落ち着いました。もし「Ice Lake」「Comet Lake」が第10世代CoreとしてCore i 10000 seriesを名乗るとすると、x86 CPUとして初の5桁型番となります。