Coffee Lakeを使用した第8、9世代Core processor及びXeon E seriesに関する資料が更新されているようです。この中で8コア+GT2のTDP65W、35W版に関する言及が認められています。
この資料は2018年10月付で第2版となっています。第2版の改訂内容の1つとしてS-processor 8+2 (95W、80W、65W、35W) の追加があります。
Coffee Lake-S Refreshの8コアCPU + GT2 iGPUは現在製品として出回っているのはCore i9 9900Kとi7 9700Kの2モデルだけで、いずれもTDP95Wです。またTDP80WのモデルについてXeon E seriesに関する別の資料でありましたので、今回新たに、65Wと35Wが追加されたことになります。第6世代Skylake-S以降のLGA115x CPUはTDP95W前後のKモデル、TDP65Wの無印モデル、TDP35WのTモデルで構成されていました。第9世代はこのうちTDP95WのKモデルのみが投入されたのが現状であります。前例から第9世代においてもTDP65Wの無印モデルやTDP35WのTモデルが存在し、8コアのCore i9-9900K、i7-9700Kの無印やTに相当するモデルが推測されていたが、直接的な情報はこれまでありませんでした。具体的にはCore i9-9900、i7-9700あるいはCore i9-9900T、i7-9700Tといったモデルが考えられますが現時点では、詳細不明です。第8世代の供給不足を早期に、第9世代に変更して供給を安定することが速やかにできるのか。市場の噂では、年末~6月までの間は、供給不足になるともいわれています。