CPU

Intel 最大3.84TBメモリに対応「Cascade Lake-SP」

Intelが、次世代Xeon Scalable Family「Cascade Lake-SP」について少しづつであるが情報が出回り始めています。特徴の1つがIntel Optane DC Persistent Memoryのサポートです。現行の「Skylake-SP」がサポートするメモリの容量は通常モデルで768GB、「M」モデルで1.5TBです。後者は128GBモジュールを12枚使用することで1.5TBの容量を実現できるものです。「M」モデルは同ナンバーの通常モデルよりも高めの価格設定です。「Skylake-SP」は、「Purley」と呼ばれるプラットフォームですが、次の「Cascade Lake-SP」も同様に、「Purley」プラットフォームです。「Cascade Lake-SP」のメモリ周りのスペックは基本的には、「Skylake-SP」を踏襲し、6chメモリコントローラを搭載し、1chあたり2 DIMMまでをサポートする。「Cascade Lake-SP」は、14nmプロセスで製造され、最大コア数は28コアとなる。「Cascade Lake-SP」は、「Skylake-SP」よりも高いTDPが許容されるようになりますので、その分周波数も引き上げられます。
そして、本題のメモリです、繰り返すように「Optane DC Persistent Memory」のサポートが加わります。Optane DC Persistent Memoryは128GB、256GB、512GBがラインナップされます。このOptane DC Persistent Memoryの512GBモデルを6枚、通常のDDR4 DRAMの128GBモジュールを6枚の構成とすることにより、1 socketで、3.84TBのメモリに対応できることになります。メモリの話で、TBが出てくるとストレージの話と混同してしまいそうになります。

関連記事

  1. AMD CES 2021イベントでRyzen 5000 Zen3モビリ…

  2. AMD RenoirデスクトップAPU 12種類でTDP65Wと35W…

  3. AMDのRyzen 3 1200 AFとオリジナルのRyzen 3 1…

  4. Samsungが密度の増加と64 ビットDRAMで容量とパフォーマンス…

  5. Intel 13th Raptor Lakeが世界初の 6 GHz C…

  6. Intel Core i9-12900K Alder Lake16コア…

  7. Intel Core i9-12900Kが1.44Vの電圧でオールコア…

  8. 2024年AMD Ryzen 8000 デスクトップ CPU 発売、Z…

  9. AMD Ryzen 9 7950X3D、Ryzen 9 7900X3D…

  10. AMDの次世代Rembrandt Ryzen 6000シリーズAPUが…

  11. AMD Ryzen 5 3600XT CPUとIntel Core i…

  12. AMD Ryzen 4000「Vermeer」デスクトップCPU、Ze…

PAGE TOP