Intelの10nmプロセスの開発が大幅に遅れていることについて懸念が広まっているようですね。Intelはより小さいプロセスノードに移行するためにはより高いイールド(動作するダイの数)を必要としていてこれが10nmプロセスを遅らせている理由だそうです。10nmプロセスの遅れは財務上の理由で、決して技術域な理由で、10nmプロセスを作れないからではないようです。 300mmウエハのコストは約$200~700で、新しい10nmプロセスは$700に近いものになるそうです。このため、Intelは、非常に高いイールドを要求していて、時にそれは90%以上の数字で、10nmプロセスのダイが動作しないとならないというものらしい。次世代10nmプロセスで製造される「Ice Lake」のダイサイズが15×10mmの150mm2であると仮定した場合、ウエハあたり394近くのダイを確保するという計算になります。
関連記事
-
AMD Renoir-X Ryzen 4000 CPUの仕様の詳細:R…
-
AMD Ryzen 9 7950X3D CPUは、Intel Core…
-
Intel 「Cannon Lake」には、AVX-512命令が搭載!…
-
Ryzen 2019年 12コアor16コアへ?!
-
Intel Core i7-12700F Alder Lake CPU…
-
AMD Ryzen 7 5700G Cezanne Zen 3デスクト…
-
AMD Ryzen Threadripper 5000 Chagall…
-
Intel Bartlett Lake-S デスクトップ CPU は、…
-
Intel 新キャッシュ設計の6Core CPU
-
Intel Core i3 8130U
-
フランスの小売業者が AMD「Zen 5」CPU を販売: Ryzen…
-
AMD Ryzen 7 7800X3D 3D V-Cache CPU …