SiSoft Sandraのベンチマークデータベースに、「Ice Lake-U」のものとされるprocessorの情報が投稿されました。この「Ice Lake」は、Gen 11 LPと呼ばれる低消費電力向けのiGPUを搭載しています。GT0.5と呼ぶべき派生品です。Execution unitは8、Shader数換算で64。SiSoft Sandraのベンチマークデータベースには、今年初めから「Ice Lake-U」のものとされるprocessorの情報があり、それらは48のExecution unitを搭載するものでした。 最近SiSoft Sandraのベンチマークデータベースにチラホラ出てきている「Ice Lake」のiGPUに関するものです。「Ice Lake」世代は、来年後半の予定の為、情報が確定的なものではございません。断片的な情報として、iGPUが2種類あるとの事。初期にに出てきたのはExecution Unitが48基、最近出てきたのがExecution Unitが8基。後者を「GT0.5」と表現しています。IntelのiGPUはExecution Unitと呼ばれるユニットが1つの単位ですが、1つのExecution Unitには8基の積和算ユニットを備えており、1EU=8Shaderと表わしている。8EUの場合は64shaderということになります。8EUは、現行のIntel CPUから比較して、相当少ない数であります。「Apollo Lake」世代の4コア Celeronでも12EUが搭載されています。
「Ice Lake-U」は、本情報どおりであれは、48EUなので、現行のGT2の2倍の数という事になります。これだけでも相当な強化が図られていることがわかります。しかし、48EUはGT1.5であって、メインストリームとなるGT2は64EUであるという、GT2=64EUならば、Execution Unitの数で現行の2.5倍になりますので大幅な強化となるのは間違いないです。