Intel Mobile向け第10世代Core processorの「Ice Lake-U/-Y」のProduct briefが公開されています。2019 Computexのページの下にリンクがあり、そこから閲覧することができます。多くの情報はComputex 2019で公開された通りです。この資料により「Ice Lake-U/-Y」の仕様を再確認することができます。
「Ice Lake-U/-Y」はTDPを除くと共通点が多い。目立った違いはdGPU用のPCI-Expressレーンが「Ice Lake-U」ではx4レーンが用意されているのに対し、「Ice Lake-Y」にはない、メモリのサポートが「Ice Lake-U」ではDDR4-3200, LPDDR4/x-3733であるのに対し、「Ice Lake-Y」ではLPDDR4/x-3733のみ、メディア・ディスプレイ・オーディオ周りが「-Y」で機能削減が行われている位になります。
4コア+GT2 (64 EU) が「-U」のみならず「-Y」にも投入されるのはインパクトです。
「Ice Lake-U/-Y」ともにCPUとPCHをオンパッケージで統合し、PCHの呼称は「Intel 495 Series PCH」で、製造プロセスは14nmです。
(Source:Intel)