今年は Meteor Lake がラップトップ向けに大きな変革をもたらす一方、Intel はメインストリームおよび HEDT デスクトップ向けに、Raptor Lake-S Refresh、Arrow Lake-Sと Sapphire Rapids Xeon W Refresh という 3 つの製品ファミリーを計画しています。
Intel Raptor Lake-S Refresh は 10 月に発売、Arrow Lake-S は 2024 年後半に発売、Sapphire Rapids HEDT Xeon W は 2024 年上半期に発売
最新情報は、リーカーであるEnthusiast Citizen at Bilibiliからのもので、2023年から2024年の間に発売される3つのデスクトップ製品ファミリーに関する情報を持っています。まずは最も情報がある第14世代「Core」ファミリーとしてブランド化されるRaptor Lake-S Refresh ファミリーです。Intel Raptor Lake-S Refresh デスクトップ CPU は、より高速なクロック、より高い消費電力、およびより優れた高周波数メモリのサポートを特徴とすることが期待されています。これらの CPU は、今年 10 月に登場予定です。
- Raptor Lake-S Refresh “Unlocked” – October 2023
- Raptor Lake-S Refresh “Locked” – November – December 2023
- Arrow Lake-S – Late 2024 – Early 2025
- Xeon W-2500/W-3500 – Early 2024
Intel Raptor Lake-S Refresh “K” Unlocked SKU に加えて、同社は 11 月から 12 月にかけて Non-K パーツも導入する予定です。Intel が 8 P コア構成と 12 E コア構成を実装する新しい SKU を追加したとの報告がありますが、その SKU が販売されるかどうかは確認されていません。しかし、Core i7 CPUラインナップをより多くの E コアにアップグレードすることは間違いなく興味深い選択となるでしょう。すべての CPU は、LGA 1700/1800 ソケットを備えた既存の 600 と 700 シリーズ マザーボードと互換性があります。
さらなるデスクトップのアップグレード、2024年末、さらには 2025年初めまでは情報がありません。Intel Arrow Lake-S CPU は、最新の P コアおよび E コア設計を備え、アーキテクチャの点で大きな移行を示すことになります。新しい CPU は次世代 LGA 1851 ソケットになりますが、8 個の P コアと 16 個の E コアの設計は継続されます。
6 + 8 Arrow Lake-S 構成のみを指す人もいれば、最大40コア構成について話す人もいるなど、さまざまな噂がありますが、Intel が自ら明らかにしない限り、何も確定したものではあません。これらは TSMC の 3nm プロセス ノードに基づくようですが、Arrow Lake CPU はマルチタイル アーキテクチャを利用しているため、それがチップ全体に対するものなのか、特定のタイルに対するものなのかは不明です。そして、既存の Xeon W-2400 と Xeon W-3500 シリーズを置き換える Xeon W-2500 および Xeon W-3500 シリーズの形で提供される Intel HEDT アップデートがあります。これらの Sapphire Rapids Xeon-W リフレッシュ CPU は、既存の W790 マザーボードとも互換性があります。Intelはサーバー用に更新された Emerald Rapids 設計をリリースする予定ですが、同じ設計が更新された Sapphire Rapids チップに同梱されるかどうかは不明です。第 4 世代と第 5 世代の Xeon CPU はどちらも同じプラットフォーム上で互換性があります。
全体的に見て、興味深いラインナップであることは間違いありませんが、来年、Zen 5 および RDNA 3.5 コア アーキテクチャを搭載したAMD Ryzen 8000 CPUに取り組むのに十分かどうかはまだわかりません。同社は9 月 19 日にイノベーションイベントを予定しているので、詳細はその時に発表されるものと思います。
Intel Desktop CPU Core Count Progression
FAMILY NAME | TOTAL CORES | TOTAL THREADS | P-CORES | E-CORES | TOP SKU FREQUENCY | YEAR |
---|---|---|---|---|---|---|
Sandy Bridge | 4 | 8 | - | - | 3.90 GHz | 2011 |
Ivy Bridge | 4 | 8 | - | - | 3.90 GHz | 2012 |
Haswell | 4 | 8 | - | - | 4.00 GHz | 2013 |
Broadwell | 4 | 8 | - | - | 3..80 GHz | 2014 |
Skylake | 4 | 8 | - | - | 4.20 GHz | 2015 |
Kaby Lake | 4 | 8 | - | - | 4.50 GHz | 2017 |
Coffee Lake | 6 | 12 | - | - | 5.00 GHz | 2017 |
Coffee Lake Refresh | 8 | 16 | - | - | 5.00 GHz | 2018 |
Comet Lake | 10 | 20 | - | - | 5.30 GHz | 2020 |
Rocket Lake | 8 | 16 | - | - | 5.30 GHz | 2021 |
Alder Lake | 16 | 24 | 8 | 8 | 5.50 GHz | 2021 |
Raptor Lake | 24 | 32 | 8 | 16 | 6.00 GHz | 2022 |
Raptor Lake Refresh | 24 | 32 | 8 | 16 | 6.20 GHz? | 2023 |
Meteor Lake | TBD | TBD | TBD | TBD | TBD | ~2024 |
Arrow Lake | 40 | 48 | 8 | 32 | TBD | ~2024 |
Panther Lake | 40 | 48 | 8 | 32 | TBD | ~2025 |
Beast Lake | 80 | 96 | 16 | 64 | TBD | ~2026 |
(Source:wccftech)
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