(Source:Intel)
Intelは8月1日、2-in-1およびノートPC向けに11種類の第10世代Core processorを発表しました。第10世代Core processorは高いArtificial Intelligence (AI) 性能をPCにもたらすとともに、新世代のIris Plus Graphicsを搭載する。またI/OとしてIntel Wi-Fi 6 (Gig+) とThunderbolt 3を搭載します。発表されたのは第10世代Core processorのU seriesとY seriesで、Gen 11 Graphicsを搭載する「Ice Lake-U/-Y」です。メモリについては個々のモデルまでは不明ですが、「Ice Lake-U」はDDR4-3200やLPDDR4/x-3733まで対応し、「Ice Lake-Y」はLPDDR4/x-3733までの対応になります。「Ice Lake-U/-Y」のブロックダイアグラムを見ると「Ice Lake-U/-Y」と対になるIntel 495 series PCHの接続はOPI(Omni Path Interconnect?)となってます。また「Ice Lake-U/-Y」そのものが有するI/Oはメモリコントローラ、Embedded DisplayPort 1.4b、Tunderbolt 3 (USB 3.0 10Gbps / DisplayPort 1.4b)、そしてPCHを接続するOPIに限定してます。従来Processorが有していたPCI-Expressレーンは「Ice Lake-U/-Y」から出るようには描かれておらず、スペック表にもPCI-Express 3.0レーンはPCHの項目に記載され、U seriesの場合は16レーン・6デバイスまで(dGPU対応可能)、Y seriesの場合は14レーン・5デバイスまで(dGPU対応不可)になります。他にPCHからは追加のUSB 3.0 (10Gbps, 5Gbps) やWiFi 6、LAN、SATA等が出ています。