MicronとCadenceがDDR5のデモを行いました。
DDR5はDDR4の後継で、2倍の性能と省電力化を図る。今回Micronが明らかにしたDDR5は4400MHzで動作する8Gbitのチップです。駆動電圧は1.1Vで、DDR4より9%の低電圧化を達成しています。 DDR5の最終仕様は今夏に発表され、製品の流通は2019年の予定です。高速化と低電圧化は今までのDDRの進化の流れに沿っており、DDR5では6400MHz動作までを予定しています。(DDR4は2133MHzから3200MHz程度)。またDDR5ではサーバーやワークステーションの求めるDRAM容量の増大に応える形だ、16Gbitや32Gbitのチップも予定しています。2019年のCPUは、AMDであれば「Zen 2」世代、Intelであれば「Ice Lake」世代が予定されています。このうちDDR5を採用する可能性が高いのは、「Ice Lake」世代のXeon「Ice Lake-SP」かなと考えられます。メインストリーム向けは、「SocketAM4」や「LGA115」は、DDR4のままの可能性が高いだろう。