(Source:OC3D)
2019年第2四半期の決算報告においてAMDのCEOであるLisa Su氏が、8月7日に開催する特別イベントで第2世代EPYC「Rome」のローンチを行うことを明らかにしました。
「Rome」は先行して登場したRyzen 3000 series CPU同様、7nmプロセスで製造され、「Zen 2」アーキテクチャを採用します。そしてSocketあたりのコア・スレッド数は前世代の2倍となる最大64コア/128スレッドになります。また、アーキテクチャの改良により、2倍の浮動小数点演算性能を実現し、コア数の増加と合わせて4倍の演算密度を誇ります。「Rome」の特徴は7nmで製造されるCPU chipletと14nmで製造されるI/O dieが組み合わされることです。前世代は4つのダイで構成され、メモリコントローラは4つのダイに2チャンネルずつ配置されていましたが、「Rome」では8チャンネル分がI/O dieに集約されます。「Rome」のローンチについてはこれまで第3四半期とされていましたが、今回8月7日と具体的な日付が出てきました。ラインナップなどのリークも現時点でチラホラ出てきているものの、このイベントで正式にラインナップが明らかになる見込みです。またI/O dieがどのような構成になっているのかもここで公表されるようです。