Intelが、Z390チップセットとX399チップセットの存在を明らかにしましたね。Z390とX399の存在が明かされたのはIntel Rapid Storage Technology driverに関する資料です。その中にZ390とX399を含めた各チップセットとCPUマイクロアーキテクチャのサポート状況が明記されていました。「KabyLake PCH」や「Cannon Lake PCH」、の省略形がIntel RSTの資料では200 seriesとZ370が「Kaby Point (KBP-H)」、Z370を除く300 seriesが「Cannon Point (CNP-H)」となっています。Z390チップセットは、2018年6月?にもや後半?ともいわれいた、デスクトップ向けに投入されるチップセットで、Z370の後継とされています。これが「Cannon Lake PCH」と呼ばれてきており、今回の資料でも「CNP-H」として先日登場したH370やB360などと同じ項目にある。今回新たに出てきたのがX399チップセットである。AMDでRYZEN Threadripperのチップセットと同じであるが、ここでは一旦切り離しての話でお願いしたい。「CNP-H (HEDT)」とされており、300 seriesの世代であることがわかる(X299は「KBP-H (HEDT)」)。
少し待って、HEDT向けは、「Skylake-X(現行)」→「Cascade Lake-X」で、X299 MBがBIOS UPで対応可能で、年内販売という記事あったよね。さてどうなるのか? ここ数世代のIntelのHEDT向けチップセットは、先にも触れたように、CPU 2世代に対し1世代のチップセットが割り当てられていたた、当然、「Skylake-X」から「Cascade Lake-X」のタイミングでの新チップセット投入となれば、異例の動きになる。
◇これまでの動き
X58:Bloomfield (Nehalem) →Gulftown (Westmere)
X79:SandyBride-E→IvyBridge-E
X99:Haswell-E→Broadwell-E
X299:Skylake-X→Cascade Lake-X
さて、どうなるのか?!