Rambusは、次世代データセンターおよびAIソリューションに登場する最新のPCIe 6.0インターフェイス サブシステムを発表しました。
Rambusが高性能データセンターおよび AI SoC向けのPCIe 6.0インターフェイス サブシステムを提供
プレス リリース:データの高速化と安全化を実現する一流のチップおよびシリコン IP プロバイダーである Rambus Inc. (NASDAQ: RMBS) は本日、PHY とコントローラー IP で構成される PCI Express® (PCIe®) 6.0 インターフェイス サブシステムの提供を発表しました。Rambus PCIe Express 6.0 PHY は、Compute Express Link (CXL) 仕様の最新バージョンであるバージョン 3.0 もサポートしています。
「AI/ML とデータ集約型ワークロードの急速な進歩により、これまで以上に高いレベルのパフォーマンスを必要とするデータセンター アーキテクチャが継続的に進化しています。「Rambus PCIe 6.0 インターフェイス サブシステムは、クラス最高のレイテンシ、電力、面積、およびセキュリティを備えた次世代データ センターのパフォーマンス要件をサポートします。」
Rambus PCIe 6.0インターフェイス サブシステムは、最大64ギガ転送/秒 (GT/s) のデータ レートを提供し、高度な異種コンピューティング アーキテクチャのニーズを満たすように完全に最適化されています。サブシステム内で、PCIe コントローラーは、PCIe リンクとそれらを介して転送される貴重なデータを保護する専用の Integrity and Data Encryption (IDE) エンジンを備えています。PHY 側では、CXL 3.0 の完全なサポートが利用可能であり、キャッシュ コヒーレント メモリの共有、拡張、およびプーリングのためのチップ レベルのソリューションを可能にします。
PCI Express レイヤー
- 最新の PCI Express 6.0 (64 GT/s)、5.0 (32 GT/s)、4.0 (16 GT/s)、3.1/3.0 (8 GT/s)、PIPE 6.x (8、16、 32、64、および 128 ビット) 仕様
- SerDes アーキテクチャ PIPE 10b/20b/40b/80b 幅をサポート
- オリジナルPIPE 8b/16b/32b/64b/128b幅対応
- PCI-SIG Single-Root I/O Virtualization (SR-IOV) 仕様に準拠
- FLIT および非 FLIT モードで複数の仮想チャネル (VC) をサポート
- エンドポイント、ルートポート、デュアルモード、スイッチ ポート構成をサポート
- PCIe 6.0 から PCIe 1.0 の速度をサポート
- 前方誤り訂正 (FEC) をサポート – 低遅延のための軽量アルゴリズム
- L0p 低電力モードをサポート
- データ パスの最大 4 ビット パリティ保護
- クロック ゲーティングとパワー ゲーティングをサポート
- RAS 機能には、LTSSM タイマーのオーバーライド、ACK/NAK/Replay/UpdateFC タイマーのオーバーライド、スクランブル解除された PIPE インターフェース アクセス、Rx および Tx パスでのエラー挿入、詳細なステータスの回復などが含まれており、ミッション クリティカルな SoC でIPの安全で信頼性の高い展開を可能にします。
IDC の Computing Semiconductors 担当リサーチ バイス プレジデントである Shane Rau は、次のように述べています。「新しいデータセンター アーキテクチャをサポートするチップ企業の数が増えるにつれて、高性能インターフェイス IP ソリューションへのアクセスがエコシステムを実現するための鍵となるでしょう。」
Rambus PCIe 6.0 インターフェイス サブシステムの主な機能は次のとおりです。
- 64 GT/s データ レートおよび PAM4 シグナリングを含む PCIe 6.0 仕様をサポート
- リンクの堅牢性のために低遅延の前方誤り訂正 (FEC) を実装
- 高帯域幅効率を可能にする固定サイズの FLIT をサポート
- PCIe 5.0、4.0、および 3.0/3.1 との下位互換性
(Source:wccftech)
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