CPU

AMD RYZEN 3000シリーズでブーストクロックが伸びない問題。BIOSアップデートを発表

(Source:der8auer)

RYZEN 3000シリーズにて、環境によってはブーストクロックが最大値まで到達しない問題が発生しています。この問題を調査したオーバークロッカーのder8auer氏によると、以下のようなリザルトになりました。

 

青色の部分が公式で案内されているブーストクロックの最大値です。これらはユーザー報告に基づいた集計結果のため、ある程度の環境差があることには注意が必要ですが、多くの環境で最大値に到達していません。

この件についてAMDは次のような発表をしました。弊社は、第3世代RYZENが予想されるブーストクロックを下回る報告が出ていることを認識しています。ブーストクロックは、ワークロードやシステム設計、冷却環境など、様々な要因に左右されますが、弊社にて調査した結果、ファームウェアに問題があることがわかりました。現在、マザーボードパートナー向けのBIOSアップデートを準備しています。このアップデートでは、この問題に対処し、ブーストパフォーマンスが最適化されます。このBIOSについて、2019年9月10日に続報を提供いたします。

AMDによるとBIOSに問題がある模様です。このアップデートによって改善されることが期待されます。

 

関連記事

  1. AMD、最新の Ryzen CPU により、2023 年第 4 四半期…

  2. MCJ GeForce GTX1060搭載ゲーミングノート NEXTG…

  3. AMD 7nmウエハー生産は2020年後半は2倍へ、TSMCでの7nm…

  4. AMD Ryzen5000シリーズAGESA1.1.0.0を搭載したM…

  5. AMD Ryzen 7000 Dragon Rage(ハイエンドラップ…

  6. Intel 第13世代 MeteorLake CPUは、Intel 4…

  7. AMDはデスクトップCPUとGPUよりもサーバーとノートブックのCPU…

  8. パソコン工房 「AMD フェスティバル STAGE 1」スタート AM…

  9. Intel Meteor Lake CPUは、Arc Xe-LPG G…

  10. AMD 「Raven Ridge」の次のAPUは、Radeon Pic…

  11. Intel イノベーション2023イベントを9月19日に開催し、Met…

  12. ntel Core i9-11900K 8コア Rocket Lake…

PAGE TOP