Intel Core i9-9990XE ベンチマークスコア

(Source:Tom’s Hardware)

Intelは新たなLGA2066 processorを準備しているようです。そのスペックは興味深いものでした。新たなCPUはCore i9-9990XEで、順当に考えればCore i9-9980XEの上位となる。しかし、スペックが特徴的でなんです。コア数はi9-9980XEの18コアに対し、i9 9990XEは14コアと少なくなるが、一方で周波数はi9-9980XEの3.00GHz/Boost 4.50GHzに対し、i9-9990XEは4.00GHz/Boost 5.10GHzと高く設定されています。

i9-9980XEもi9-9990XEもベースとなるダイはSkylake-Xで18コアのHighコア Count (HCC) である。i9-9980XEは全てのコアが有効であるのに対し、i9-9990XEは14コアとしてその分周波数を上げたモデルとなる。

ここまでは1月中旬に既に出ていた情報でしたが、今回新たな話としてそのi9-9990XEのベンチマークスコアが出ていました。Adobeのソフトウェア―Photoshop CC 2019, After Effects CC 2019, Premiere Pro CC 2019, Light room CC 2019の4項目です。

 Core i9-9990XECore i9-9980XECore i9-9900K
Photoshop CC 2019986.3890989
After Effects CC 20191034922.5985.3
Premiere Pro CC 2019886865.5745.5
Lightroom CC 2019118611161070.6

ざっと眺めると、これまでの最上位であるCore i9-9980XEといえど常に下位に対して優位に立っているわけではないことがまずわかる。二桁コア数ともなるとそれをまずソフトウェアが使いこなしてくれるかどうかが問題となり、場合によってはコア数が少ないがより周波数の高い下位モデルにひっくり返されることもある。最初のPhotoshop CC 2019がまさにそれで、LGA1151で8コアのCore i9-9900Kに下克上を許してしまっている。

一方Core i9-9990XEは4項目ではPhotoshop CC 2019ではi9-9900Kに追いつかれてしまっているものの、その他の項目では一番上のスコアを出しておりコア i9-9980XEを初めとするCore X seriesの中では常に最上位となっている(i9-9980XEは時にi9-9900X (10コア、3.50GHz/Boost 4.50GHz) やi9-9920X (12コア、3.50GHz/Boost 4.50GHz) にひっくり返されることがある)。いわばコアと周波数のバランスを調整してどんな場面でもトップクラスの性能をたたき出せるようにしたものがi9-9990XEのようです。

ただし、常にCore X series最上位の性能を出せる代わりに、TDPは255Wと高く設定されている。また前の情報ではCore i9-9990XEは非常に限定されたモデルとなる模様で、OEMがオークションで競り落とし、システムに組み込まれた状態で販売されると言われています。まず入手からハードルが高そうであります。