AMDのAPU(一般的にはGPU)について新しい情報が出ていますね。「Vega」の次に「Navi」が予定されていますが、ここでつらに次の世代「Arcturus」と呼ぶものがあるらしいことが投稿されていました。
「Arcturus」の名前は、Phoronix community forumsに投稿されたものです。AMDのLinux周りに詳しい人物ということでして、過去に「Vega 10、11、20」や「Nothern Islands」、「Southern Islands」等のコードネームを複数示した人物なんです。
「Polaris」以降のGPUには恒星の名前がコードネームに用いられています。
・Polaris:こぐま座α星、北極星
・Vega:ことざα星、織女星(おりひめ)
・Navi:カシオペア座γ星
・Arcturus:うしかい座α星
現行の製品は14nmの「Polaris 10/20、11/21、12」、「Vega 10」で、これに続く7nmの製品として「Vega 20」が今年末、そして7nmの新世代の製品「Navi」が予定されています。「Polaris (14nm)」→「Vega (14nm)」→「Vega (7nm)」→「Navi (7nm)」という予定。さらには、「Navi」の次に7nm+のAPUとして、今回出てきた「Arcturus」が「Navi」の次の世代のAPUということになりそうです。登場時期は明らかではありませんが「Navi」が2019年であることから、「Arcturus」は2020年?と考えられます。