Intelの 「Amber Lake-Y」は、「Whiskey Lake-U」と比較するとこれまでほどの差はない。Intelは、「Amber Lake」は、「Kaby Lake」のままであると説明しており、14nm+プロセスで製造されているから、「Kaby Lake Refresh」と同じです。「Amber Lake-Y」は基本的には、「Kaby Lake Refresh」をTDP5W内に収められるレベルまで周波数を引き上げたもということです。特徴も「Kaby Lake Refresh」を引き継いでいて、「Whiskey Lake-U」はシリコンレベルで施されたMeltdown Variant 3と5への対策も、「Amber Lake-Y」ではFirmwareおよびOSレベルにとどまっています。「Amber Lake-Y」におけるSpectre, Meltdownへの対策はこれまでどおりのソフトウェアレベルということになります。
PCHに関しても「Skylake-Y」や「Kaby Lake-Y」と同様のSkylake PCHです。「Kaby Lake-Y」との相違はTDPを4.5Wから5Wに引き上げ、その分周波数を引き上げて性能を改善したこどです。