AMDは、最新製造技術で、現行世代のアーキテクチャを用いたチップを製造するということをけっこう頻繁におこなっているそうです。今回もこの類の情報です。新たに話題になったのは、今年2月に登場した「Raven Ridge」で、これが新しい製造プロセスで製造されるという噂が出ています。
電力効率を改善したことを説明するグラフは「AMD Accelerating Energy Efficeincy」と題されたスライドに掲載されている。横のスケールを見ると「Kaveri 2014」から始まり「Carrizo 2015」「Bristol Ridge 2016」「Raven Ridge 2017」「Raven Ridge 2018」とあります。「Raven Ridge」が2017年と2018年の2回出てきています。「Raven Ridge 2018」が「Bristol Ridge 2016」の約2倍の電力効率となっていることが示されている。また「Raven Ridge 2018」は、「Raven Ridge 2017」からしても1.3倍程度の電力効率の改善を成し遂げています。
これを受けて、「Raven Ridge」が7nmプロセスで今年末にローンチされるのではないかとの情報がでているようです。「Raven Ridge 2018」はAMD Ryzen 7 2800Hという噂があります。「Raven Ridge」のHモデルはUモデルのTDP15Wに対し、TDP35Wとに引き上げられる一方で、周波数の向上やより高速なDDR4-3200メモリへの対応が加えられたもののようです。という噂です。