ASRockがH310マザーボードに新たなステッカーを準備しているそうです。これは、8コア CPUが存在するということ、そしてその8コアCPUが安価なH310マザーボードにも搭載可能になる事を表すものでした。
8コアCPUのサポートはBIOS updateで対応可能になる予定。全ての300 seriesマザーボードにも適応される見通しです。
Z370(KBL-R PCH)よりもH310やH370の方か世代が新しい(CNL PCH)であり、インテルの開発に歪みが生じている事は、明白です。これまで世代でサポートが区切られ(200 seriesチップセットが「Coffee Lake-S」に対応しない)ことはあっても、同世代のチップセットで、あった場合には、世代の全てのCPUに対応できるのが通例でありました。(=例えばH110チップセットであってもZ170やH110のように、「KabyLake-S」最上位のCore i7 7700Kに対応できる)。過去の考え方からするとH370が8コア CPUに対応できればH310も8コア CPUに対応できると考える方ができます。もちろんZ370にも対応できる。それでも、Z390は、第9世代Core CPUとともに発表する。(CNL PCH)へ集約させる為と見られています。
こんな中、H310Cというマザーボードが登場します。これは、(KBL-R PCH)になるようです。理由としては(CNL PCH)の歩留まりが悪いようです。これに加え近い将来、i7-8700などのCPUの流通量が激減するという噂もあります。減っても次のモデルが10月初旬に登場するなら待てばよいということになりますね。本当に予定どおりいくのか? なにせ第7世代のCore CPUが未だEOLになっていないのです。
インテルがAMDを意識してドタバタしている事には間違いない。
■現時点での第9世代Coreの仕様情報
型式 | 周波数 | C/T | キャッシュ | iGPU | TDP |
---|---|---|---|---|---|
Core i9-9900K | 3.60-5.00GHz | 8/16 | 16MB | UHD Graphics 630 | 95W |
Core i7-9700K | 3.60-4.90GHz | 8/8 | 12MB | UHD Graphics 630 | 95W |
Core i5-9600K | 3.70-4.60GHz | 6/6 | 9MB | UHD Graphics 630 | 95W |