Intelが、イールドの問題により、10nm CPUの大量生産を2019年に延期することを明らかにしたもののどの時期になるかまでは明らかにしていませんでした。7月26日、Intelは10nm CPUの時期をより具体的に明らかにしました。2019年下半期に10nm CPUを搭載した最初のシステムが店頭に並ぶことになるだろうと説明しました。そこから考えられる事は、来年も14nmプロセスの製品群がメインということになりますね。
2019年下半期といっても6ヶ月の期間があるが、大筋の見方では、10~11月頃と予想されています。そして、最初にクライアントシステム向けの製品が登場して、その後、データセンター向けの製品も登場するとの事です。
今回の情報では、「10nm processor」とだけ表現されていました。コードネームへの言及はされていません。しかし、これまでの情報から考えれば「Ice Lake」のようです。続くデータセンター向けは、「Ice Lake-SP」で間違いないものと思われます。