Computex 2018で、AMDが、第2世代Ryzen Threadripperとして32コア製品を販売する事を発表しましたね。
この第2世代Ryzen Threadripperは、12nmの「Zen+」アーキテクチャを採用するもので、16コアから32コアまでがラインナップされ、マルチスレッド性能が特に要求されるアプリケーションにて
大幅な性能向上を果たすと見込まれています。
今回、Tum Apisakと呼ばれる人物が、32コア、Ryzen Threadripper 2990Xのものの情報を3DMark Databaseの中から見つけ出しました。3DMark Databaseに記されたRyzen Threadripper 2990Xのスペックは32コア/64スレッド、Base 3.00GHz/Boost 3.80GHzでありました。
スクリーンショットを見るとProcessor名はRyzen Threadripper 2990X 32コア processorと表示されていました。定格周波数は3.00GHz、Turbo時の最大周波数は3.80GHzである。論理コア数は64コアとなっています。物理processor数はもちろん1となっていて、このスクリーンショットが例えばEPYC 16コアを2個搭載し、
作り上げたものではないこと裏付けています。欧州のCyberportと呼ばれるオンラインショップが予価を掲載していて、1509ユーロとなっています。日本円で193,016円(1ユーロ=127.91円)、32コア/64スレッドというスペックを考えればかなり安価。
この話とは別に、32コア/64スレッドのRyzen Threadrippe 2990Xの下に、24コア/48スレッドのRyzen Threadripper 2970Xが用意されるようであります。