Intelは第9世代Core processorを2018年下半期に発表される話は既出でありますが、この第9世代Core processorでは、Core i7は8コア/16スレッドに強化され、Core i5はハイパースレッドが有効化され、6コア/12スレッドへ、Core i3も同様にハイパースレッドが有効化され、4コア/8スレッドになる。これでようやく、コア数・スレッド数で、AMD Ryzen に並ぶことになります。また第8世代となる「Coffee Lake」の第2弾が今年末にリリース、ノートPC向けの「Coffee Lake-H」やデスクトップ向けの低消費電力モデル、「Coffee Lake-S」のビジネスモデル、そしてエントリー向けのPentium GoldやCeleron Gが追加されます。第9世代Core processorでCore i7 9700Kに相当するモデルが8コア/16スレッドは、 既出でありますがこのコアが何になるのか「14nm++プロセス」の「Coffee Lake Refresh」なのか、「10nm+プロセス」の「Ice Lake」なのかはその情報によって異なっています。これまでの情報では、第1世代「10nmプロセスCPU」になる見込みの「Cannon Lake」がデスクトップ向けに展開される可能性は低いみたいで、実際に、Z370を除くIntel 300 seriesチップセットは、「Cannon Lake PCH」と呼称されている。一方、ある情報筋では、「14nm++プロセス」の「Coffee Lake Refresh」の可能性が高いとしています。Intelは1年サイクルの製品更新ペースを継続するようで、2019年まで現行の第8世代Core processorが続投するようなことはなく、第9世代Core processorとして出てくる可能性大です。もう少し時期の近い話としては、新春に、第8世代Core processorの「Coffee Lake」のさらなる製品ラインナップ拡大があり、デスクトップ向けには、TDP35WのT seriesやPentium Gold、Celeronなどが新たに追加。また高性能ノートPC向けとしてTDP45Wの「Coffee Lake-H」が投入されます。その中にはノートPC向けでは初めて、「Core i9」ブランドの「Core i9 8950HK」があります。
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