(Source: Geekbench)
Intelの10コア/20スレッド, 3.40GHz/Boost 4.60GHzのIntel CPUの情報です。IDをみるとFamily 6 Model 85 Stepping 7と明記されています。このIDはCascade Lake-SP世代のXeon Scalable Processorと同じものです。SocketがSocket 1151 LGAとなってしまっているが、IDおよび後述するキャッシュ構成よりCascade Lake-Xのものとして間違いないと思われます。キャッシュ構成はL1 inst =32KB×10 / L1 Data =32KB×10 / L2=1MB×10 / L3=19.3MBであり、L1 Data cacheの容量からSkylakeの系譜であのます(Ice Lake (Sunny Cove)であれば48KB)。またL2=1MB×10よりLGA1151で使われる-Sではなく、LGA2066ないしはLGA3647の-Xないしは-SPの系統であることが推定できます。L3 cache容量のみL3=1.375MB×コア数と合いませんが、10コアモデルながら14コア分のL3 cacheが有効化されているとすると矛盾はなくなります。現行のCore X 9000 seriesにも同様のモデルがありこれもそういうものなのでしょう。ベースとなるコアはCascade Lake-SPのHighコア Count (L1 stepping, Max 18コア) でしょうね。