(Source: SiSoftware Official Live Ranker)
SuperMicroのX12DPi-N(T) SMC X11なるシステムがSiSoftware Official Live Rankerに掲載されていました。現行のLGA3647のシステムがX11~なのでいかにもその次の世代であることを推定させる型番です。CPUの項目を見ると2×Intel Core i3/i5/i7 (14コア28スレッド 3GHz, 2.3GHz IMC, 14 x 1.25MB L2, 21MB L3) となっています。14コア/28スレッドでキャッシュ構成がL2=1.25MB×2 / L3=21MB (1.5MB×14?) であるCPUはこれまでのIntel CPUには存在していません。近い構成なのがSkylake-SP/Cascade Lake-SPですが、こちらはL2=1MB×コア数 / L3=1.375MB×コア数が基本です。L2=1.25MBという数字は、Nahalem系列移行最大の容量です。L2 cacheの増量と言えばメインストリーム向けのSkylake(L2=256KB)からIce Lake (Sunny Cove)(L2=512KB)の変化から考えられなくもないです。Xeonでも同じことが起こると仮定すれば、14コア CPUはIce Lake-SPなのかもしれません。ただし、Cooper Lakeでもキャッシュ構成の変更が行われないという情報はないので、現時点ではCooper LakeかIce Lake-SPかを決定することはできません。どちらかといえば「Ice Lake-SP」か?! といったところです。