Radeon VIIはリファレンスデザインのみの展開となるようです。後からカスタム設計のカードが出ることはなく、字面の通りリファレンスデザインのみとなる。またRadeon VIIは非常に限定された数のみが出荷されることになる見込みです。CES 2019で明らかにされたRadeon VIIは3連ファンで2スロット・27cm仕様のカードである。動作音はともかくとして、冷却の仕様としては昨今のハイエンドカードとしては標準的なもので、定格仕様であればおそらくは十分な冷却能力は期待できるだろうか(よほど高発熱なチップであれば話は違うだろうが)不安材料であります。むしろ問題となりそうなのは流通量で、「極めて限定された量」と表現されていました。またTweakTownには5000という具体的な数字が出ていました。その理由としてTSMCの7nmプロセスを使用していることが1つとして挙げられています。(TSMC 7nmの製造容量が逼迫しているのでしょう?)。元々Radeon VIIに使われている「Vega 20」はコンシューマ向けには出回らないようでして、Radeon InstinctやRadeon Proのみになるとも言われております。今回Radeon VIIとして出回ることそのものが予想を覆した展開であるのですが、演算向けやProfessional向けが優先という方針はおそらく変わらないため、コンシューマ向けが絞られてしまうのもやむを得ないというものかもしれません。
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