(Source:wccftech)
Intelは、彼らがラボでXe GPUの電源を初めて投入したことを確認しました。Intel Xe GPU DG1プロトタイプは、基本的に電源投入の検証以外は何もしていないようです。
Intel Xe GPUの発売日
GFXBenchの検出は、古くからのTwitterアカウントであるKomachi_Ensakaによって最初に検出されました。実際のリストには、「Graphics gfx-driver-user-feature_dg1_poweron-27723 DCH ReleaseInternal」の指定があり、これは本質的にパワーオンテストに過ぎないことが明確になっています。
Intel Xe GPUの発売日に関する公式なものはこれまでのところありませんが、DigiTimesによる噂では、2020年夏に発表されるとのことです。予想されるのがCOMPUTEX TAIPEIで何等かの情報が公開されると考えるのが自然です。これがデータセンター向けになるのかゲーミング向けになるのかは不明です。
Intel Xe GPUの仕様
ベンチマークには、少なくとも3種類のIntel XE GPU製品が登場するようです。
128 EU、256 EU、さらには512 EUのものです。最初の1つは、Intelの単なるテストプロトタイプになる可能性が高いもので、いわば試行錯誤のプラットフォームですが、後の2つはおそらく遅かれ早かれディスクリートGPUとして登場するようです。512 EU Intel Xe GPUは、最終的に発売するであろうと確信できる唯一のものであり、現在時点では、512 EU製品はRTX 2080のちょぃ下くらいの性能であるとされています。これは、1440pから4kの解像度を駆動できるパフォーマンスを発揮できるものです。不明なのは、512 EU製品の発売日だけです。Intelがボトムアップアプローチに従うとするならば、512 EUに到達する前に、128 EU、256 EU、のローエンドの販売が先になると予想されます。
Intel Xe GPUの価格
最後は価格設定です。Intel Xe部門が以前AMDにいたチームによって運営されていることを考えると、信じられないほど寛大な価格設定が行われると考えられます。Intelは自社の工場を所有しているおかげでIntelが持つ大きなマージンを活用し、それを利用してグラフィックカードの価格設定に非常にAMDらしいアプローチをとることができます。GPU製品の1ドルあたりのパフォーマンスを上げてTAM(Total Available Market)を増やすことは、市場に参入する良い方法です。実際、Intelがまったく新しいGPUベンダーであると考えると、買い手が取るリスクを考慮した価格設定である程度のプロモーションを開始することになります。市場に出回っているベンダーが増えると、消費者にとっては良い事で、グラフィックスの平均コストは市場に参入するサプライヤーが増えるにつれて大幅に低下します。2020年は、デビューするPC関連のハードウェアをすべて考慮して、PCゲーマーとして素晴らしい年になるではないでしょうか。