Intelは12月11日に「Intel Architecture Day 2018」を開催します。「Architecture Day 2018」は2つのセッションで構成されます。1つ目は「Architecture Strategy」で、Intelの2019年以降の次世代CPUやアーキテクチャに関するセッションとなるようです。2つ目のセッションは、「Breakouts on Advanced Client and Data Centric Architectures and Technologies」と題されています。このセッションに続き、夕方にはカクテルネットワーキングイベントが予定されています。
どのような内容が明らかになるのか興味をそそられます。直近で発表予定の製品一覧を明記します。
・Cascade Lake-SP →14nm++サーバー向けCPU(Skylake-SPの後継)
・Cascade Lake-AP →14nm++ CPU。最大48コアCascade Lake-SPを24コア×2としたMulti-chip-Module構成
・Cooper Lake-SP →14nm++サーバー向けCPU(Cascade Lake-SPの後継)
・Ice Lake-SP →10nmサーバー向けCPU(Cooper Lake-SPの後継)
・Comet Lake-S / -U →14nm++コンシューマ向けCPU(デスクトップ向けは最大10コアと予想されている)
・Ice Lake-S/ -U / -H / -Y →10nmコンシューマ向けCPU。実質的に10nm世代最初のCPU
・Arctic Sound →単体GPU。
などなど
今の時点ではどこまで語られるか不明であります。「Cascade Lake」は少なくとも出てくるのではないだろうかと予想されます。最大の注目は、10nmプロセスの動向になりそうです。設計変更が行われたとも噂されているだけに、何時、どのような形で登場するのかが最大の興味となります。