Intelが、「Extreme Edition」のブランドを廃止するそうです。
Extreme Editionのブランドを冠する製品としては、Core i9 7980XEが最後ということになります。Extrene Editionの名前が最初に使われたのは、Socket478の時代で、約15年前の話で、「Gallatin」コアのPentium4 3.20GHz Extrene Editionです。
Extreme Editionとして独立したのは、「Smithfield」コアのPentium XE 840です。この頃よく言われたのが、発熱も同様に、「Extreme」で、性能はともかくCPUFANの音が騒音レベルでありました。五月蝿い!
こののち、Extreme EditionはHEDT向けの最上位CPUに冠されることになりました。今回の情報によるとCore i9 7980XEが最後のExtreme Editionになるようです。次の世代のHEDT向けCPU最上位はCore i9-9980XEやCore i9-9990XEの名前でなくなり、別のブランディングになる事が予想されます。これまでの流れからすると、XeonやPentiumのように貴金属の名前を用いたブランド名になるのでしょうか。公表されるまでのお楽しみということになります。
追記
Intelに、勤めてきたFrancois Piedonel氏は、この噂は大きな間違いだと主張、Intelが、「Extreme Edition」のブランドに関して大きな動きはありえないとしています。火の出所と思われるところに、確認されたところ、噂について正しくないという回答がされているようです。「Intel Core Extreme Edition及びCore X series processor familyのブランディングに変更はない」との事。どこから、「Extreme Edition」廃止の噂が出てきたのかは不明です。少なくとも今の段階ではIntelが「Extreme Edition」を廃止することはないようです。