AMD Radeon 7nmプロセスで、2019年に予定の「Navi」は、メインストリーム帯からパフォーマンス帯に位置づけられる強力なGPUとなるようです。「Navi」は「Radeon RX 580/RX 480」の後継。ダイサイズは小型化され、性能は14nmプロセスで昨年リリースされた「Vega 10」並ぶもの。NVIDIAで言えばGeForce GTX 1080に近い性能となりますが、メインストリーム向けでこの性能であれば非常に良いものと考えられます。2019年に、「Navi」が「Radeon RX 580」の価格帯に投入されるとして、2018年はどうなるのかという疑問が残ってしまいます。「Radeon RX Vega Mobile」に使われているチップ「Vega 11」?がデスクトップ向けに転用される可能性もありかもしれません。そのような話は全くといっていいほど聞かない状況、Radeon RX Vega Mobileが1月の発表以来、静かな状況でつかめていません。「Navi」そのものについては、より小型なチップとなり、一方で性能は、「Vega 10」と同等ということ以外は、具体的な話は出てきておりません。
仕様がもう少しかたまったあとの情報次第となりそうです。