CPU

AMD 第3世代Threadripper EPYCゾーンへ食い込む 8chメモリ対応へ?!

(Source:OC3D)

10月販売開始予定のAMD第3世代Threadripperの情報が増え始めています。第3世代ThreadripperはHEDT向けとワークステーション向けに分けられます。ワークステーション向けはサーバー向けのEPYCに近い構成になり、8ch対応のメモリコントローラを搭載、PCI-Expressレーンは128本を搭載します。第3世代Threadripper向けのチップセットとしてTRX40, TRX80, WRX80の3種類を用意していることが判明しています。型番からTRX40が4chメモリ、TRX80とWRX80が8chメモリに対応のようです。またTRXの「TR」はThreadripperを表し、WRXの「W」はワークステーションとみられています。さらにThreadripper 3000 seriesに関する冷却機構の設計及びプラットフォームの情報がでています。「sTRX4 HEDT」と呼ばれるHEDT向けは4ch DDR4-3200に対応し、64レーンのPCI-Express 4.0を搭載し、「wWRX8 Workstation」と呼ばれるモデルは8ch DDR4-3200に対応、96または128レーンのPCI-Express 4.0を搭載といいます。「sTRX4 HEDT」は2000番台までのRyzen Threadripperに近い内容であるのに対し、「sWRX8 Workstation」はEPYCにより近いもので、EPYCとの相違点は搭載できるメモリの本数です。「sWRX Workstation」はXeon W seriesへの対抗製品になります。IntelはXeon W 3000 seriesをLGA3647で「Skylake-SP」世代のXeon W 3175に続き、「Cascade Lake-SP」世代のXeon W 3200 seriesをラインナップしています。次の世代からはThreadripperはHEDT向けだけでなくWorkstation向け製品にも適用されるブランドになり、CPUコアも「Zen 2」となり進化するとともに、ブランドそのものまでも進化します。

関連記事

  1. AMD AMD Ryzen 3 4200GとRyzen 5 PRO 4…

  2. Intel 第 14 世代 Meteor Lake-S デスクトップ …

  3. Intel Comet Lake 2020年第1四半期へ

  4. Intel 最大8コアのゲーミング/ワークステーションNUC向け次世代…

  5. Intel Bartlett Lake-S デスクトップ CPU は、…

  6. Intel第12世代「AlderLake」CPUがSisoftSand…

  7. AMD Zen2 Boostの問題を修正

  8. NVIDIA ゲーミング市場の2/3はRTXでIntel CPUの影響…

  9. Intel Cascade Lake-X 11月25日市場へ

  10. Intel Core i9 9900K、Core i7 9800Kは、…

  11. AMDがスマートアクセスメモリ(Resizable Bar) をRyz…

  12. AMD Ryzen 9 3950X 推奨CPUクーラー

PAGE TOP