(Source:ComputerBase.de)
AMDはRDNAアーキテクチャに対応した最初のLinux向けドライバをリリースしました。このドライバにはNavi 10をベースとしたRadeon RX 5700 XT / RX 5700のサポートが加えられるとともに、今後登場するかもしれないNavi GPUに関する記載を確認できました。
Linuxのドライバに見つかったのはRadeon RX 5700 XT/RX 5700として登場するNavi 10に加え、Navi 12, Navi 14, Navi 21です。
○Navi 14
Navi 14はRadeon RX 5500 seriesに相当するエントリー向けの製品の可能性があり、AMDは新しいRDNAアーキテクチャを幅広く投入する狙いがあると推測されています。
○Navi 12
Navi 12はRadeon RX 5600 seriesと予想されます。現行のRadeon RX 590, RX 580, RX 570の後継となり、価格もふさわしい設定かと、Navi 12のデータは少ないが、性能はRadeon RX Vega 56程度とのようです。
○Navi 21
以前はVega 20の後継となるハイエンドチップはNavi 20と呼ばれていましたが、今回のドライバではNavi 21となっています。いずれにせよ、ローンチは2020年となる。
噂ではこのNavi 21はRDNAの最初の改良版となり、ハイエンド向けに投入されるだけでなく、Real-time Raytracingに対応するチップになると言われている。E3 2019でAMDはRaytracingに言及したものの、Radeon RX 5700 seriesではReal time Raytracingをサポートしない。一方、Play Station 5に用いられるSoCのGPUはNaviがベースです。こちらはReal-time Raytracingをサポートすると言われいます。次世代Xboxも同じアーキテクチャを用いると予想されているようです。
まず第1弾はNavi 10を用いるRadeon RX 5700 seriesであるが、その後もいくつかの新GPUが控えている模様で、久々にRadeonに新しい風が吹き込みそうである。Navi 12やNavi 14、そしてNavi 21が現時点ではどのようなGPUであるかは憶測の域を出ないです。今後の同行をみまもりたいです。