(Source:AnandTech)
Computexの会場での話では、IntelのU series CPUを用いたmini PC製品がまもなく「Comet Lake」に更新されるそうです。Intelのパートナーは11月に「Comet Lake」で製品ラインを更新すると述べていた。しかし、リテール向けにもたらされるのはもう少し後のこと。ComputexではECSのMini PC「LIVA Z3 Plus」が展示されており、これに搭載されるCPUが「Comet Lake」であるという回答も得られたようです。
「Comet Lake」は14nmプロセスで製造され、U seriesのメインストリームやハイエンドMobile向けのH series、デスクトップ向けのS seriesに充当されるという情報があり、S series / H seriesについては最大10コアになると言われています。
しかし、「Comet Lake」については噂以上の情報が非常に少なく、今回のComputex 2019でもほとんど触れられることはありませんでした。
◇Core i5 10210U
・4コア/8スレッド
・2.20GHz
・Famliy 6 Model 142 Stepping 12
・L1 Inst = 32KB×4 / L1 Data 32KB×4 / L2=256KB×4 / L3=6MB
キャッシュ構成に注目すると現行の「Coffee Lake」のそれと同じ容量であり、先日発表された「Ice Lake」(L1 Data 48KB / L2=512KB)とは異なることがわかる。現時点では「Comet Lake」のCPUアーキテクチャは「Sunny Cove 14nm」よりは現行通りの「Skylake」系列と考えるのが妥当なようです。