(Source:techpowerup)
AMDのRenoirは現行のPicassoに続くAPUです。そしてRenoirのEngineering SampleがCeladen-RNなる試作プラットフォームで動作し、その際の3DMark 11の性能指標がRedditに投稿されていました。
3パターンがあり、Config 1, Config 2, Config 3となっています。
CPU base clock | GPU reported clocks | Memory Config | 3DMark11 score | |
---|---|---|---|---|
Config 1 | 1.70GHz | 1.50GHz | DDR4-2666 | 3578 |
Config 2 | 1.80GHz | TBD | TBD | 3143 |
Config 3 | 2.00GHz | 1.10GHz | DDR4-2666 | 2374 |
見慣れた3DMark 11のベンチマーク結果のSSが貼られているわけではなく、コマンドの文字列から3DMark 11 (Overall)のスコアを読み取ったような結果になっています。また各Configにおけるコア数・スレッド数及びGPUのCompute Unit数は不明です。また、「benchmarkRunResultKey: 3dm11-P」や「testName: 3DMark 11 Performance」とあるので、3DMark11 Performanceの数字であることがわかります。そしてスコアはいずれも「overallScore: 3578」のように記されている。
以前、Ryzen 5 2400GとDDR4-2666で3DMark 11を動作させた結果は、P5473であったので、このRenoirの数字はRyzen 5 2400Gと比較すると相当低いものになっています。
ただ、CPUの周波数が1.50GHzや1.70GHzと低いことを考慮すると、これはMobile向けのもの考えられます。techPowerUp!はConfig 1の3578という数字をPicassoより十分高いと評していたが、Mobile向けSKUとの比較と考えられます。まだES品であり、信頼性はそこまでないように感じます。年明けに何等かの形で登場するものなのでしょうかどのプラットホームのものなのか後の情報が楽しみです。