Intelが、Computex 2018のkeynoteにて、28コア/56スレッドのハイエンドデスクトップCPUのデモを行いました。このデモではの28コア/56スレッドのCPUを全コア5.00GHzで動作させ、CineBenchを完走させました。(相当のオーバークロックにて)
デモの様子を写した写真には56の論理CPUが全て5.00GHzで動作していることを示すウィンドウとともに、CineBenchが完走した画面が表示されていた。そのスコアは7334、であり、まさに化け物といったところです。
現行のハイエンドデスクトップ向けCPUに使われているのは、「Skylake-X」と呼ばれるコアでXeon Scalable Familyに用いられている3種類の「Skylake-SP」のコアのうち、10コアと18コアの2種類がベースとなっています。
そして、次のハイエンドデスクトップ向けCPUのコアが「Cascade Lake-X」になります。、同様に、次のXeonシリーズに使用される「Cascade Lake-SP」をベースとしたコアとなります。「Cascade Lake-SP」も、複数種類のコア数の異なるコアが見込まれる、最大コア数は「Skylake-SP」と同様の28コア。ハイエンドデスクトップ向けにこれらが採用されるとこれまでとは異なる大幅に逸脱した動きになる。「Cascade Lake-SP/-X」は14nm++プロセスで製造される予定です。先のCore i7 8086Kをあわせると、14nm++プロセスのイールドが上がって、高周波数のチップが取れやすくなった事がうかがえます。