ASRock は、今年後半に発売される次世代 AMD Ryzen APU を中心に設計された最新の DeskMeet と DeskSlim AM5 Mini PC を発表しました。
ASRock DeskMeet と DeskSlim AM5 ミニ PC は最大 65W AMD Ryzen CPU と APU をサポート
ASRock DeskMeet と DeskSlim は、同社が今年後半に発売する予定の 2 つのミニ PC です。AM4 と Intel のバージョンはしばらく前からリリースされていましたが、エントリー レベルの CPU のコストという大きな理由により、AM5 への切り替えは今年後半に延期されました。
最も安価な Ryzen 7000 CPU は依然としてUSD$ 200を超える価格で販売されており、唯一の予算レベルであるUSD$-200価格帯選択肢はAM4 陣営か、少なくとも一部の Core i3 や Core i5 SKU を USD$150以下で提供する Intel の第 12、13 世代だけです。
しかし、今後登場する AMD Ryzen 7000 APUでは、Ryzen 7000 CPU よりもはるかに安い価格帯で入手できるようになり、状況が変わろうとしています。これらの APU に関する情報はほとんどありませんが、展示会場からの言葉は、これらが実際に登場し、低価格の AM5 ラインとして機能するということです。
ASRock DeskMeet と DeskSlim は両方とも AM5 ソケットを中心に設計されており、デモ ユニットは AMD Ryzen 5 7600 CPU を実行していました。本マザーボードの正体は明らかにしていませんでしたが、X600シリーズの一部となる可能性が高いです。ただし、DeskSlim を使用して詳細に検査したところ、ボードには物理的なチップセットやブランドが表示されていないことがわかりました。これは初期のエンジニアリング サンプルであるためのようですが、メイン PCH を備えた一連の Mini-ITX マザーボードが Computex でデモを行っているのを確認しています。
マザーボード自体には、EXPO をサポートし、最大 128 GB の容量を提供する 4 つの DDR5-6000 メモリ スロットが搭載されています。2 つの SATA III ポートと 1 つの PCIe 4.0 x16 スロットがあります。2 つの M.2 スロットも見えますが、2 番目のスロットは WIFI カード用です。マザーボードには VRM ヒートシンクが付属しており、標準の 8 ピン CPU と電源用の 24 ピン ATX コネクタに加えて、十分な数の I/O ポートがあります。追加の M.2 スロットはマザーボードの背面にもあります。I/O には、2 つの DisplayPort、1 つの HDMI ポート、USB 2.0、2x USB 3.2 Gen1 Type-A、BIOS フラッシュバック スイッチ、2.5 GbE LAN、および 5.1 チャンネル HD オーディオ ジャックが搭載されています。
設計の点では、ASRock DeskMeet AM5 は 2 つのうちの大きい方で、500W PSU と 168 x 219.3 x 218.3 mm の寸法 (8L シャーシ) をサポートしますが、DeskSlim AM5 は寸法を 100 x 300 x 218.7 mm に抑えます ( 6.5Lシャーシ）。
DeskSlim AM5 は TFX フォーム ファクター PSU サポートのみを提供しているようで、300 W 設計を使用していました。ディスクリート GPU のサポートも備えていますが、電力バジェットが低いため、選択できるものは限られています。ここで紹介したものは初期の展示用サンプルで、ASRock は Intel の B760 マザーボード搭載製品の DeskMini と DeskMeet も導入する予定です。ツクモなどのショップで年末には見れそうです。
(Source:wccftech)
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