(Source:techpowerup)
AMDは、新しいRDNAグラフィックスカードアーキテクチャに基づいたNAVI GPUのローエンド製品を準備しています。今後発売されるRadeon RX 5500は、GFXBenchでベンチマークされています。これは、Windows、MacOS、iOS、Android向けのさまざまな種類のテストを特徴とするクロスプラットフォームベンチマークです。ベンチマークは、OpenGL APIを使用しWindowsで実行したものです。「マンハッタン」という高レベルテストのみを実行し、合計で5430フレームまたは1秒あたり約87.6フレームの結果が得られています。RX 5700 XTのように、合計で8905フレームと143.6 FPSを記録したものと比較すると、RX 5500は明らかにNAVI GPU下位の部類になります。このカードは、AMDがこれまで同価格帯の製品を発売していないもので、NVIDIAのGeForce GTX 1660/1660 Ti GPUと競合することが予想されています。このGFXBenchはマルチプラットフォームでWindows、MacOS、iOS、Androidでテストできるのですが、同じGPUでも環境によってあまりにもばらつきが大きく、Geforce系よりRadeon系の方が数字が良くなる傾向にあるので、鵜呑みにするのには?がつきます。さらにOpenGLのテストですので、Radeonの方が有利だということになります。RX5500や以前から話にあるRX5600の価値を決めるのは補助電源端子の有無になるというこでもあります。Radeonの情報はあまり詳しくリークされないこともあり、詳細は現物確認してみないとわかりません。