この話は、Gigabyteの話です。40種類ものGeForce RTX 2060搭載カードを予定しているようです。この製品数となったのは、GeForce RTX 2060のメモリ仕様が多いためです。
メモリ容量では6GB、4GB、3GBが存在します。そして、それぞれにGDDR6版とGDDR5版が存在するからなのです。
GeForce GTX 1060にも6GBと3GBが用意され、さらに後から5GBが登場してました。「x60」のSKUはメモリまわりの仕様が異なるSKUが増えがちなのかもしれません。6GB、 4GB、3GBの3種類の容量が存在する上に、GDDR6版とGDDR5版が存在し、合計6種類の仕様となるのは前代未聞です。本当にこうなるのかどうか怪しいですが、購入時はそのカードのメモリの仕様をよく確認する必要があるようです。
GeForce RTX 2060のメモリインターフェースは192-bitといわれているが、4GBのモデルは容量の異なるメモリチップを混載しない限り192-bitでは成しえないのです。前例がないわけではないが、最近は行われていない手法なんです。4GB版GeForce RTX 2060はメモリインターフェースが128-bitで、狭まった分を周波数で補うことになるのではないかともいわれています。またGeForce GTX 1060の6GB版と3GB版でCUDA core数が異なっていたように、GeForce RTX 2060でも6GBと3GBでCUDA core数が異なる可能性も指摘されているが、具体的にどのような仕様になるかまでは言及されておりません。GeForce RTX 2060の仕様として、今現在通説となっているCUDA core数は1920基です。