(Source:wccftech)
DigiTimesは、NVIDIAのAmpere GPUの計画と将来の計画に光を当てる大規模なレポートを公開しました。NVIDIAがSamsungの7nmプロセスで行くことを考えていたと噂されていましたが、それらの噂は暴かれたようです。結局のところ、DigiTimesのレポートによめと、NVIDIAはラインナップをTSMCとSamsungの7nmプロセスに分けることを検討しています。
NVIDIAは、Ampere GPUをTSMCの高歩留り7nm EUVとSamsungの低コスト7nm / 8nm EUVノードに分割することを検討
Digitimesのレポートによると、NVIDIAはTSMCへの依存度を下げたいと考え、Samsungに7nm / 8nm EUVプロセスを使用するように求めていました。NVIDIAは工場レス企業であるため、これはリスクを分散させるための試みでした。レポートによると、同社は最終的にTSMCに戻ることを決定しました。しかし、彼らにとって残念なことに、AMDはこの機会を利用して予備の7nm生産枠を積極的に購入し、世界初の7nm GPUの背後にある名声を確立しました。また、Samsungへのアプローチの背後にある根拠の1つは、TSMCよりも価格を下げることであったとも述べています。TSMCは需要が高く、供給が少ないエコシステムで運用されている為、NVIDIAが値下げを実現できなかったと感じています。NVIDIAはTSMCで7nm EUVノードの「メジャー」注文をすでに行っています。したがって、このノードは、GTC 2020で発表される予定の同社のAmpere GPUで使用されていることが確認されています。ただし、レポート自体は、この決定が確定したものではないことを認めており、TSMCとSamsungの両方を使用することは、現時点でNVIDIAの最善の選択肢のように思えます。それだけ世界的にみてもGPUの需要が高いということ伺えます。