Intel Ice Lake-U レビュー掲載

(Source:AnandTech)

8月1日にIntelはMobile向け第10世代Core processor「Ice Lake-U/-Y」のラインナップを発表しましたね。それに合わせ「Ice Lake-U Core i7 1065G7(4コア/8スレッド/1.30GHz/Boost 3.90GHz)のレビューが一部のメディアに掲載されていました。比較対象となっているのはAnandTechでは「Whiskey Lake-U」コアのCore i7 8565U(4コア/8スレッド/ 1.80GHz/Boost 4.60GHz)、HotHardwareではCore i7 8565UとPicasssoコアのRyzen 7 3700U(4コア/8スレッド/2.30GHz/Boost 4.00GHz)である。CPU性能であるが、Core i7 1065G7は周波数が最も低いにも関わらず、それでもCore i7 8565Uを上回っており、IPCは確実に上昇していることがわかります。しかし、上回っているとは言っても大差をつけているわけではなく、周波数の低さが足を引っ張ってしまっている結果となっています。Ryzen 7 3700Uに対しても同じ傾向であり、CineBenchやPOV-ray、Blender等元々Ryzen優位のテストにおいては15Wではひっくり返すには至らず、25W設定で上回る結果となっています。一方、GPU性能であるがアーキテクチャ改善とExecution Unitそのものの増量によりCore i7 8565Uからは大幅に向上しています。しかしRyzen 7 3700Uに対しては苦戦しており、3DMarkは25W設定でどうにか上回るが、ゲームタイトルでは25W設定でもRyzen 7 3700Uにひっくり返される場面が見られます。CPU・GPUともに「Whiskey Lake」比で確実に向上しており、特にCPU性能は低い周波数というハンデを抱えながらも「Whiskey Lake」を上回るあたり「Ice Lake」で導入された新アーキテクチャ―「Sunny Cove」でIPCは確かに向上している様子は見て取れる。これが周波数を上げられるようになったその時が、「~Cove」系アーキテクチャの本気が見られる時と思われます。「Ice Lake-U」はノートPC向けCPUとしては好印象ではあるので、あとは数がどれくらい出てきて、どれほどのノートPCに搭載されるかです。

 Processor NumberGraphicsCores / ThreadsGraphics (EUs)CacheNominal TDP/ConfigUP TDPBase Freq (GHz)Max Single Core Turbo (GHz)Max All Core Turbo (GHz)Graphics Max Freq (GHz)Intel® DL Boost /
U-SeriesIntel® Core™ i7-1068G7Intel® Iris® Plus43563648MB28W2.34.13.61.1
Intel® Core™ i7-1065G7Intel® Iris® Plus43563648MB15W/25W1.33.93.51.1
Intel® Core™ i5-1035G7Intel® Iris® Plus43563646MB15W/25W1.23.73.31.05
Intel® Core™ i5-1035G4Intel® Iris® Plus43563486MB15W/25W1.13.73.31.05
Intel® Core™ i5-1035G1Intel® UHD Graphics43563326MB15W/25W13.63.31.05
Intel® Core™ i3-1005G1Intel® UHD Graphics43500324MB15W1.23.43.40.9
Y-SeriesIntel® Core™ i7-1060G7Intel® Iris® Plus43563648MB9W/12W13.83.41.1
Intel® Core™ i5-1030G7Intel® Iris® Plus43563646MB9W/12W0.83.53.21.05
Intel® Core™ i5-1030G4Intel® Iris® Plus43563486MB9W/12W0.73.53.21.05
Intel® Core™ i3-1000G4Intel® Iris® Plus43500484MB9W1.13.23.20.9
Intel® Core™ i3-1000G1Intel® UHD Graphics43500324MB9W1.13.23.20.9